お漬物まめ知識

ホーム >  第5話 イメージ悪い添加物?

第5話 イメージ悪い添加物?

第5話 イメージ悪い添加物?

イメージ悪い添加物?今回のテーマは「添加物」にしてみました。
一言「添加物」って聞いてどんなイメージがありますか?
「体にわるそう」とか「入っていない方がいい」なんていう悪いイメージを持っている方の方が多いのではないかと思います。
そもそも添加物って何でしょうね?
「食品」「添加」「物」と分けると「食べ物に」「添え加える」「もの」ということになります。

古代から人は食品の保存方法やおいしく食べる方法を考えてきました。
最初は煮たり焼いたりする事から始まり、煙でいぶしたり、塩で漬けたりすると日持がする事や、醤(ひしお)や塩で味をつける(つまり調味する)事で、食べ物を美味しく食べる工夫をしていたのです。今でも「いいあんばいだ」なんていいますが、「あんばい」は「塩梅」と書き、この語源は「塩と梅でほどよく味をつける」という意味があります。
つまり「添加物」とは人が食べ物と上手に付き合う為の知恵と言えるでしょう。

このように人は昔から食品に「旨味」や「香り」「酸味」「塩味」「甘味」などを加え加工してきたわけですが、現在の「食品添加物」は人々の生活が豊かになり、おいしく・手軽に・安全で、種類豊富な食品が求められるようになった事から発展してきています。食品衛生法で「食品添加物」とは「食品の製造の過程において又は食品の加工若しくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用する物」と定められています。簡単に言うと「それ自身は食品として通常食べられる事はなく、また食品の典型的な材料として使用される事はないが、食品を作り、貯蔵する為には必要でわざわざ食品に添加されるもの」ということになります。

イメージ悪い添加物?日本では化学的に合成した物を添加物として使用することは原則的に禁止する制度がとられています。しかし、これらの化学合成品でも安全性や有用性を十分に検討した上で、厚生大臣が食品に使用しても良いと指定したものがあり、これがいわゆる合成添加物です。これに対し天然物から化学的合成以外の方法で取り出された物がいわゆる天然添加物です。現在はこれらを合わせて食品添加物と呼んでいます。化学合成品はわかりやすいかと思いますが、天然物の場合、食品か添加物かの判断が難しいかと思います。例えば唐辛子などは昔から食品と考えられている為食品とみなしていますが、唐辛子の辛味成分だけ取り出し取り出し香辛料として使用すると食品添加物となります。

さて、食品添加物の用途ですが、大きく5つに分ける事ができます。
これらについて次回から詳しく御話していきたいと思います。

1 食品の製造に必要なもの。
2 食品の保存性を良くし、食中毒などを予防するもの。
3 食品の品質を向上させるもの。
4 食品の風味、外観を良くするもの。
5 食品の栄養価を補充強化するもの。
  • ホームへ戻る
  • このページの先頭へ